Part of brands:

OVOIL HEAVY™

高粘度のオイルにより操作性や胚生存能の向上が期待できます。

特徴

Ovoil Heavyは、滅菌ろ過された高粘度のオイルです。

使用目的

体外受精や顕微授精の際に、温度·浸透圧·pH レベルを安定的に維持することを目的として、培地を覆うために使用します。

応用

使用目的に応じて、CO2インキュベータ中または大気下で温度平衡(+37℃)に達してから使用します。

保管

+2℃~+8℃の暗所で保管。輸送中に温度が+8℃を超えるとしても、8 日間以上+25℃を超えないようにしてください。

商品番号 10174 
単位 1x100mL

他とは異なる高品質

Ovoil Heavyは人工合成パラフィンオイルから調製されたオイルです。ロット間変動の少ない高品質と、これまでにない粘度を特徴とするOvoil Heavyは、胚培養に優れた安全性を提供し、ラボ内での操作性を向上させることが期待できます。

オイルは、配偶子や胚、培地に悪影響を与えてはなりません。多くのクリニックでは、温度・浸透圧・pH レベルを維持することを目的にオイルを使用しています。ここで使用するオイルの品質は体外受精の成功に重要な役割を果たします。一般的に鉱物オイル、パラフィンオイル、またはその両方の混合物が使用されています。

パラフィンと鉱物オイルは化学的には僅かに異なります。鉱物オイルのポリカーボネートバックボーンには二重結合が含まれています。このため、パラフィンオイルよりも不安定で、遊離酸素ラジカルや光酸化による影響を受けやすくなっています。

 

83.8 % の回答者がOVOIL HEAVY を選択

ラボでの取扱いが容易であることは、オイルが備えるべき重要の特性の1つです。Ovoil Heavy が持つ大きな特徴のひとつは粘度が⾼いことです。これによって、ラボにおける操作性の向上が期待されます。

* 作業性テスト ラボで普段使用されているオイルとOvoil Heavy を比較。8 ヵ国の39 人のエンブリオロジストを対象に実施。

子宮内で胚が着床するまでのEmbryoGlueの役割

高濃度ヒアルロン酸培養液EmbryoGlueは移植された胚の着床をサポートする成分を豊富に含んでおり、その他の基本組成も子宮内の環境に近づけております。

こちらのビデオではEmbryoGlueの特徴、またEmbryoGlueが胚移植に用いられた際の例を示しています。